OK COMPUTER
01. Airbag
02. Paranoid Android
03. Subterranean Homesick Alien
04. Exit Music (For a Film)
05. Let Down
06. Karma Police
07. Fitter Happier
08. Electioneering
09. Climbing Up The Walls
10. No Surprises
11. Lucky
12. The Tourist

01. Airbag
この曲のイントロにはやられました。個人的は話になりますが、遅ればせながらも、この曲が私とレディへの出会いです。この曲は"Airbag Seved My Life"というタイトルで、アコギで演奏されてた時期があります。CDに収録されている完成バージョンでは、ドラムがサンプリングされて使われています。これに関してメンバーはDJ Shadowの影響を受けている、と語っています。2000年に入ってからのツアーでもよく演奏されています。
02. Paranoid Android
6分にも及ぶ長さとドラマチックな曲展開のある曲です。The Beatlesの"Hapinness is a Warm Gun"のように異なるメロディーをつなげてた曲とメンバーが語っています。”What's that〜”の部分に聞こえてくるコンピューターの音声によるコーラスは"'I may be paranoid, but not an androi'd  I may be paranoid, but no android"です。この曲はトムが居ぬ間に残りのメンバーがヴォーカル以外のパートを完成させたそうです。いつもトムが中心となって曲作りをしているので、このような事は新境地だとか。 また、この曲のビデオクリップにはメンバーがアニメで登場します。
03. Subterranean Homesick Alien
この曲が初めて披露されたのは1995年で、その時にはアコギでの弾き語りバージョンでした。CDに収録されたこの曲を聴く限り、スペーシーなエレキギターとハモンドオルガンの幻想的な音色から、どうしても”宇宙空間”をイメージしてしまいますが、タイトルは”地下に生息するホームシックのエイリアン”という意味になるそうです。
04. Exit Music (For a Film)
この曲は映画”ロミオとジュリエット”(1996年・監督:バズ・ラーマン、主演:レオナルド・ディカプリオ)のために書かれた曲です。このオファーを受け、映画のサンプルを観て、イメージを膨らませて曲を書いたそうです。映画のサウンドトラックには未収録。サウンドトラックには"Talk show host"が収録されています。
05. Let Down
アルバムに収録する際にトムは、あまりにも個人的な内容の曲であるため収録には反対していたそうです。
06. Karma Police
この難解なタイトルはメンバーの中で流行っていたジョークから生まれたものだとか。ピアノはジョニーが演奏しています。最後のギュルギュルという音はエドがギターで出している音です。
07. Fitter Happier
この曲の声は、マッキントッシュのボイスプログラムで作成されています。歌詞はトムが思いついて書き留めておいたフレーズを羅列したものです。イギリスのハイクラスな人々の理想的なライフスタイルについて描かれており、最後に”檻の中の抗生物質漬けのブタ”と締めくくっています。
08. Electioneering
このアルバムに収録されている中では最もアグレッシブな曲です。珍しくチューニングはドロップD(ハードロックやメタル等ではよく使われる、6弦のEの音をDに変えたチューニング。つまりより低い音が出せる)トムいわく、あえてグチャグチャに聞こえるように演奏した、そうです。トム
09. Climbing Up The Walls
レディへには珍しく弦楽器の音が入っており、微妙に違う16通りの音をかぶせているそうです。コリンはベースシンセを使っているようです。
10. No Surprises

この曲は2000年に入ってからもライブでよく演奏されています。この曲でジョニーはギターでは無く、鉄琴を弾いてます(ライブでも)。この曲はわりと古くに作った曲(1995年)で、歌詞もサビの”no alarms and no surprises〜"以外の部分の歌詞は違うものであり、タイトルも”No surprises please"でした。

11. Lucky
この曲はボスニアでの戦災にあった子供たちに援助を送ろうとするチャリティーアルバム”Help"にも収録されています。この"Help"にはレディヘ以外にもOasis,The stone roses,Blur,Portishead,Massive,Manic street preachers,Paul Weller,Paul Macartney等のアーティスト達が参加しています。 また、トムと親しいR.E.Mのマイケルが98年のチベタンフリーダムコンサートでこの曲の時にゲスト出演し、ボーカルをしたこともあります。
12. The Tourist
ギタリストのジョニーが作った曲です。彼がフランスで、道行くアメリカ人観光客の慌しさからインスピレーションを受けて作ったとか。ジョニー本人も、ゆったりとしたこの曲がアルバムに収録されることになるとは、思ってもみなかった、と語っている。