Director - Jake Scott

ビジュアル的に大変美しいクリップ。赤や青や黄色の綺麗なビンが並んだスーパーの中をメンバーが買い物用のカートに乗っかっている。店にはスキンヘッドの男(フィルではない。この時はまだ毛がある・・)やガンマンやら貴婦人やらいろいろな人間が客としている。曲の最後には皆、店を後にするという内容。どのメンバーもみんな表情が素敵で、男前。ただ、トムは前半部分では金髪なのに、最後の出口のシーンでは赤毛になっているのは、わざとなのだろうか?
director Paul Cunningham
下のUK版のクリップをメンバーがあまり気に入らなかったために、こちらのバージョンが作られました。舞台はレストランで、B級ギャング映画のようなシチュエーション。これも文章で内容を説明するのは難しい。というか理解に苦しむ内容。バンドのメンバーがレストランに訪れている時に、強盗犯らしき若いカップルと店のオーナーの取引やら、大事そうにブリーフケースを持ち歩く金持ちそうな中年男性など、いろいろな人のシーンが登場する。結局、カップルも中年男性も、最後には殺されてしまう。このクリップではトムのほほえんだ姿と、睨めつける時の氷のように冷たい表情が見れる。
.Direntor David Mould
上のUSバージョンに対し、こちらは最初に作られたUK版。カリフォルニアのVasquez Rocksというところで撮影された。内容は砂漠の真ん中でバンドが演奏するというモノ。途中からはスコールのような大雨が降ってくるが彼らは演奏し続ける。この大雨のシーンの撮影の時には、雨を降らす機材(rain machine)を使ってるそうだが、温水も降らせることができるのを知らず、冷水シャワーを浴び続けたメンバーは仲良く風邪をひいたそう。

Director Jamie Thraves
一人の男が突然、道路に横になり始めます。病気なわけでも無く、何か訳アリで道路に横たわっている。周囲の人が”どうしたのか?”と聞いても、訳は言わず、”ほっといてくれ”と繰り返します。さらに問いつめると、その男は理由を話し始める。すると・・・それを聞いた人全てが、彼のように地面に横たわってしまう。彼は何と言ったか?それが分からないようにこのクリップはできています。そこまでの会話は字幕が出るのですが、理由を言う部分だけ、わざと分からないようにされてるのです。何と言ったのかを想像しつつ楽しみましょう。


Director Jonathan Glazer

このクリップは物語的なものでは無く、映像のコラージュのような作品です。トムは眼を閉じたまま歌っています。その合間に断片的な映像美の世界が繰り広げられています。
撮影場所はロス郊外の砂漠。 全編白黒で超スローモーションや合成が多用されてます。これも文章で表現するのは難しい作品なので、”7television”で是非観てみてください。


これは1994年のLondonでのライブの模様をクリップにしたものです。OfficialのLIVEビデオ”Astoria London Live” に収録されてます。まだRadioheadのLiveの模様を見たことの無い人には、雰囲気が分かっていただけるような内容です。当時,Tomは金髪で、Live自体もかなりトンガってる感じがして、非常に迫力あります。Edは胸をはだけさせて、腰をクネクネ、挑発的にギターを弾いています。ギター×3本の重厚なサウンドと、これだけテンション高くてもミスらないという技術力の凄さを実感できる作品です、