KID A
01. everything in its right place
02. kid a
03. the national anthem
04. how to disappear completely and never be found
05. treefingers
06. optimistic
07. in limbo
08. idioteque
09. morning bell
10. motion picture soundtrack

01. everything in its right place
トムの鍵盤が曲の中心を奏でて、ジョニ−がトムの歌声をサンプリングしたりして演奏しているようです。
02. kid a
アルバムのタイトル曲です。この”KID A”という言葉。トムが語るところ、もうこの世に存在するであろうアンドロイドの名前だとか。
03. the national anthem
このHPのタイトルを拝借した曲ですっ。コリンの歪みのかかったベースが全体を引っ張っていきます。2000年始めのライブではトムが管楽器のパートをギターで弾いていましたが、最近のライブではアルバム収録時のブラスバンドを引き連れて演奏していました。
04. how to disappear completely and never be found
1997年に書かれた曲で、1998年のOKツア−時に演奏されています。その時はアコギとジョニ−の弾くキーボートが主体になった曲ですが、アルバム収録のものはさらにストリングスが加えられています。
05. treefingers
ブライアンイーノ風のアンビエントなインストです。未だにライブでは演奏されていません。
06. optimistic
オフィシャルサイトのエド日記の中で、彼は”お気に入りの曲”と書いていました。この曲をカナダのラジオ局が放送解禁日よりも前に放送して、問題になったりしていたようです。日本のラジオでもよくオンエアされているようで、このアルバムの中では最初に流された曲だと思います。キッドAの中では、最も”レディオへッドらしい曲”という扱いなのでしょうか。キッドAの中ではキャッチ−な曲だと思います。
07. in limbo
シンコペーションが多用され、複雑なリズムで構成されています。バラバラな演奏の中にほんのちょっとの調和が感じられるとでも言えば良いのでしょうか。メンバーいわく非常に演奏が難しいとか。ライブでは、珍しいことにエドがキーボードを弾いてました。トムはタンバリンを叩きつつのボーカルです。
08. idioteque
今までのレディへとは最もかけ離れた曲かもしれません。ライブでは一体どうするんだろうと気になっていましたが、フィルの生ドラムやエドのギター等も駆使して演奏されているようです。この曲でサンプリングされて使われているのは、Paul Lanskyという人の"Mild Und Leise"という曲だそうです。彼のサイトに詳細と元ネタのMP3ファイルが掲載さえれています。
09. morning bell
この曲は5拍子という一風変わったリズムの割には、キャッチ−な雰囲気だと思います。トムの弾くオルガンとコリンのベースの絡みで、曲の中心を担っています。
10. motion picture soundtrack
”来世で会おう”という歌詞でアルバムを締めくくっている曲ですが、最初はアコギバージョンで演奏されていました。曲の出だしの歌詞も”Red Wine〜”ではなく”White Wine〜”だったり、3番の歌詞があったりと、アルバム収録のものとはけっこう違った感じでした。